蓋を外してみては?
人は時に、自分の進んでいる方向が分からなくなる時がある。
今まで歩んでいた道もそう悪くはなかった。
そしてこれから歩む道なんかになれば尚更勝手に進むし無難な道を歩めると思っていることが多い。
だけどそんな人に限って、じつは心に蓋をして何も感じないようにしているのかもしれない。
しかしいつか蒸気なのかガスなのか分からないが蓋をして逃げられず内側で溜まったものが爆発を起こす。
爆発してからじゃ遅いのに。
なぜ感じないように蓋をするのかしら?
良い人でいたいから?
孤独を感じたくないから?
嫌われたくないから?
過去の傷を思い出したくないから?
幸せになりたくないから?
人それぞれの答えが出てくるかもしれない。
だけど、ふと立ち止まりきちんと自分と向き合ってみると、、、
孤独を感じる事で生きている感覚が得られたり、
自分は幸せになってしまうと自己否定感に酔いしれることができなかったり、
人が嫉妬するくらいの自分の魅力を自分自身が受け入れられなかったり、
嫌われても自分を貫き通すくらいの自由さを持つことが怖かったり、
過去の傷によって"できない自分"でいられる事が楽だったり。
全てエゴが自己防衛のために無意識に選んでいた言動なんだと気がつく。
だから蓋をして感じないようにしている。
お得なんだと思っている。
きっと表面的にはお得なやり方かもしれない。
だけどそれって本当に自分らしく自由に生きている事になるのだろうか?
また果たして感じない為に蓋をして生きている事を今のあなたは望んでいるのでしょうか?
蓋を取るのはとても大変な作業かもしれない。
もしかしたら命の危険を感じるくらいに恐怖心が出てくるかもしれない。(本当に命の危険が降りかかると言う意味ではなく)
変わるとそのくらい不安と対峙する事なのだ。
しかし蓋を取って自分のことをちゃんと感じてあげるだけで、開放感が生まれ、1人ではない感覚が出てくる。
そう、ちゃんと自分と繋がっているから。
なぜ、心に蓋をしてしまったのか。
そこから自分を理解してあげる事幸せへの第一歩になるのだ。
人は時に自分の進んでいる方向が分からなくなる時があるのだから、
蓋を外してきちんと感じてあげよう。
0コメント