母との関係性
母親との関係性は誰しもが抱える大きな課題の1つです。
私の母は、頭の良い人でした。
親族からは弁護士など有能な方が多く、母も同じように小さな頃からそれを求められていたそうです。
小さな頃から勉強をさせられ、比べられ、落ちこぼれ、悲しい幼少期を過ごしたとよく話しています。
そして
「だから、、、だからこそ、、、
私の子供達にはそんな悲しい思いはさせないようにしよう!」
と固く決意したそうです。
そして私に対して"勉強なんかしなくて良い"という教育方針を掲げました。
私が"塾に行きたい!"や"通信の教材で勉強したい!"と母にお願いしても「勉強なんかしなくても良いよ」と言って聞き入れてくれませんでした。
やりたい事をやらせてくれない。。。
私は勉強がしたいのに、、、
なんでダメなの???
子供ながらにいつも不思議で、私を愛していないんだ、受け入れてくれないんだと考えるようになっていきました。
なので私は遊びに長けて友達の多い楽しい子供時代を過ごしましたが、どこか寂しく両親が求める幸せな子供像を演じていました。
そして母もまた、自分の経験の中から幸せな子供像を作り出し一生懸命に私が悲しい思いをしないように良い母親像を演じていたのかもしれません。
こう聞くと全く自由じゃない親子ですよね笑
また自由じゃない関係性は心の中に怒りや憎しみを溜め込んでしまいます。
「お母さんのせいで!」や「私を束縛しないで!」など苦しく寂しかった胸の内が涙と共に溢れかえってきました。
これは一つの問題点であり、私の親子関係も含め多くの親子関係はさまざまな問題が複合的に絡み合い複雑な関係を構築していました。
そしてお互いがお互いを愛して依存し合っていたからこそ、ここの枠から出ることは容易ではありませんでした。
先ほどの例の話のような問題が山のように大きく深く私たちに影響を与えており、それらひとつひとつを細かくじっくり見つめ紐解いていく作業が必要になり枠を外していきます。
いつかこの枠から出ないとお互いがお互いの足を引っ張り幸せな家族像という色眼鏡を外す事ができなくなってしまいます。
本当の世界はもっと色鮮やかで、軽く、視野も広がります。
愛しているからこそ自立の道を選ぶのです。
この枠を外す事でフラットな無理のない、新たな親子関係を構築します。
最初は母親に嫌われるかもしれないと恐怖と不安でいっぱいでしたが、不要な物を手放した時にしか見えない素晴らしい世界が待っていました。
もし、親子関係で悩んだり苦しんでいたらこちらの基本解消ヒーリングをオススメ致します。
一人では取り組めない大きな課題に対してエネルギーワークとカウンセリングの両方から一緒に解消へと進んでいきましょう。
2月にはヒーリングの体験会を開催いたしますので、ピンと来た方はぜひ。
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