過去のジャンプを手放せた縦走体験

南アルプスの縦走から帰ってきて
内面に少しずつ変化が見られてきました。

まだ全てを掴みきれていないのでざっくりとしか表現できないのですが、、、


私がヒーラーとして活動する前に、
海外移住という大ジャンプをした事があります。

南米に移住する。

大きなスーツケースに日本のお土産や生活用品をたくさん入れて、
南米にいる家族の元へと行き来する生活。

様々な空港の風景。
香港の空港はおいしいものがたくさんあったし、ブラジルの空港は物乞いがいて寂れた場所に追いやられた目的地への搭乗口。
アメリカの空港で野宿をした事もあったし、荷物が届かなかったり、ハリケーンで便が遅れ乗り継ぎが間に合わなかった事もあった。

ワクワクと不安が入り混じる時間。

毎日語学を勉強して、
沢山の書類を集めるためにそれぞれの大使館にいったり役所に行ったり、
初めてのことだらけだったけど毎日必死で楽しくて。

それでも見事にその大ジャンプは着地失敗に終わった。

心に大怪我を負いどん底からのスタート笑

それでもまだ、
その時の大きなスーツケースは申し訳なさそうにこの部屋の片隅にある。

もう使わないであろう大きさのスーツケース。

ただそこには沢山の思い出と希望が未だに詰まっている。
と、そう錯覚する事でどこか救われる部分がまだあったのかもしれない。

手放さずにいた、
過去の大ジャンプと大きなスーツケース。 

失敗だった大ジャンプは過去の栄光に変わり自分を肯定する材料になり、
それと隣り合わせにある失敗からの自己否定感も無意識のうちに受け入れていた。

それくらいの方が楽だったのかもしれない。

失敗する自分。
弱い自分。
ダメな自分。
自己否定感の強い自分。

そんな自分を無意識のうちに受け入れて、
強い自分を受け入れない。
ダメな自分で良かった。

しかし、縦走によってその錯覚はただの錯覚だということに気がつけた。

縦走に行く時の気持ちが、
空港で飛行機を待っている時の気持ちとリンクしたのは、
そのくらいのインパクトが縦走にもあると言う事だったのだろう。

縦走から帰ってきて見たスーツケースは、
もう何も入っていない、
ただのスーツケースに映っていた。

私には何もできない、
上手くいかないと、
と嘆いていた自分はもう居ないことがようやく理解でき、恐ろしくもあった。

強い自分を受け入れていく。

自らの一歩で、
コツコツ進めば、
全てが決まっていくことが理解できた。

人は失敗をする生き物。

だけどそこで止まっていたら
自己肯定感は上がっていかない。

自分を信頼する力を
挑戦する事で身につけていく。

失敗するかもしれない、
という怖れを携えながらも進んでいく。

そうすればいつか失敗を越える成功があるという事、
そして、そうする事でしか得られない自己肯定感があるという事を学びました。

スーツケースを手放し部屋も心もスッキリ。

やっと本当の意味で"今ここ"という場所に着地できたイメージです。

この感覚を定着させていきたいと思います。


自由と孤独の境界線で揺らぐあなたへ本気のヒーリングを!!

トラウマ解消ヒーラーの斎藤みさとです。 「孤独の先に本当のあなたらしさと自由が待っている」をテーマに、自分らしく自由に生きたいあなたへ本気のヒーリングを。バーストラウマとインナーチャイルドの解消/過去生のトラウマ情報の解消・感情カウンセリング・浄霊を提供しています。 斎藤みさとの雫のように流れ出てくる思いや感覚、得た知識を書き留めたブログをお楽しみください🎵

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