奉納という精霊との架け橋。
新嘗祭の受け取りからの続きです。
新嘗祭を見た後に隣にいた女性2人の親子と会話をする機会がありました。
なんとなくお野菜を奉納された方かな?と思い声をかけてみたのです。
案の定、ご自宅の庭にある小さな畑で育てた野菜を毎年こちらの神社に奉納しているとのこと。
その事を嬉しそうに話され、とても気持ちの良い空間が流れました。
その件があり私も新嘗祭に奉納したいと思うようになりました。
来年のタイミングでもし出来るのであれば絶対やろう!と。
しかし、そのタイミングは思いがけず早い段階でやってきました。
私の鎮守神社は新嘗祭が12月7日にやる事を毎日の参拝で気がついたのです。
話を聞くとずーっと昔からこの神社は12月7日に行っているそうです。
もちろん奉納も受け付けているとの事だったのでお金を奉納することにしました。
お金を渡して名前を書いて、後日祭事で使ったお塩などお裾お分けしてくださるとの事。
神社を出て歩いていると不思議なことに、清々しい気持ちになり奉納したことで自分が喜ぶ感覚が生まれたのです。
それは、この辺りの土地の神様と深く繋がったような感覚でもあります。
精霊と神社もやはり強く繋がっているのでしょう。
そこがより鮮明に見えてきたのです。
そして視野が一気に日本中に広がり、日本各地の神社で新嘗祭を行い精霊や自然霊のケアをしてくれているようなイメージがキャッチできました。
ここまで自然破壊が進んでいれば縄文時代よりもなおのこと精霊や自然霊へのケアは必要です。
自分と精霊の力だけで野菜を作っているのではなく沢山の力によって支えられエネルギー野菜を作ることができているのです。
奉納という形でその力強い輪に参加することができ嬉しく感じています。
また、後日いつものように畑に行って野菜の状態を見てみるといつもよりもエネルギーに満ちているように見えたのです。
私の視界がよりクリアになったのか、精霊たちの感謝の表れなのかわかりませんが、
農作業もいつもよりも濃い時間が流れているのです。
農作業が終わって家に帰ると頭がボワンボワンする笑
畑もいいエネルギー状態になっていたと思います。
奉納という形で感謝の気持ちをしっかりと表現する意義も感じられました。
ガーデナーの役割に新たな視点をもたらせてくれた出来事でした。
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