父が描いた絵
私の父は画家でした。
しかし病気になり
いつしか絵を描くことを辞めてしまいました。
いつも家には父の描いた絵が飾ってありました。
赤ちゃんだった頃の私の肖像画が自慢です。
感性豊かな父。
いつも自由にさせてくれた父。
私がバックパッカーになると決めた時も
父は反対しなかった。
そんな父に親孝行がしたいと思い
今ヒーリングを提供しています。
毎月両親が住んでいる長野に行き、
父と母2人にヒーリングをしています。
そんな父に大きな変化がありました。
それはずっと辞めていた絵を描き始めた事。
そしてその絵は以前とはまったく違う雰囲気で、暖かく穏やかで安心感を覚える絵でした。
毎月1枚のペースで油画を書いています。
その絵もヒーリングを受ける度に変化していき、私自身驚いています。
父も何かから解放されたように、
とても楽しそうに絵に取り組んでいて
あの時の楽しさを思い出しているよう。
絵を通じて人の変化を感じさせてくれる父。
頑固者で、
変わり者で、
喧嘩も沢山した、
似た者同士の私たち。
ただこの絵を見ると、
わたしのやっている事を肯定してくれているように感じます。
あの時「旅に出る!」と決めた時のように、
父は言葉は発さずとも
応援してくれているようでした。
ありがとうございます。
こうやって応援してくれる人たちがいる。
私が変われば周りも変わっていくのだと
痛感しました。
この絵もまた私の自慢の絵になりました。
これから父がどんな絵を描いていくのか
楽しみでもあります。
そして私自身
これからも精進していきたいと思います。
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