久しぶりのCD購入
サカナクションのアルバム 「834.194」
ファンとしてのただの自己満足の記事です笑
気楽に読んでいただければと思います。
久しぶりに買ったCD。
今のご時世、本気で気になった音楽しかCDで買う気が起こらなくなってしまいましたね。
あとはオンラインで手軽にダウンロードできますしね。
しかし、だからこそ購入したCDには
本気で聞く姿勢にもなります。
以前から好きだったサカナクションのアルバム"834.194"を購入しました。
今回のアルバムを聴いてみて、
見事に私の期待値を超えてきてくれました。
それがめちゃくちゃカッコ良かった。
そして、本当に脱帽する文才。
この少ない文章から選び取られた言葉は
厳選され手垢のついていない
確信をついた鋭いモノばかり。
しかし遊び心も散りばめられていて
距離を感じさせず、むしろどんどんと惹かれていく。
これがメロディに乗った時の聴き心地の良さと、イメージを湧かせてくれる歌い方と、
気がついたら口ずさんでいるような
染み込みやすい歌になっています。
ロックでキャッチーで、
歌謡曲でクラブミュージックで、
今までにないジャンルのようにも感じます。
歌を初めて聞いた時は、
星野道夫さんの本に出会った時のような衝撃がありました。
これだよ〜これ!
というような嬉しさと、
生ぬるい邦楽シーンに対して
本気で突き詰めて、
執念で新しい世界を切り開こうとしている音楽作りの姿勢がカッコ良く、
私の世界を広げてくれました。
自分自身がセンス良いな〜と思えるものに対して"それで良いんだよ"と言ってくれているような、自信にも繋がりました。
1曲目の"忘れられないの"から新しいサカナクションの世界観が広がり楽しませてくれます。
もうキャッチーで歌謡曲でロックなメロディは、歌詞の内容とは裏腹に楽しい曲。
"マッチとピーナッツ"は私のお気に入り。
このメロディだけでも好きなのに、
歌詞が鋭く分厚く心に響いてきます。
"ナイロンの糸"や"ユリイカ"、"セプテンバー"もすごく良いな。
合唱の歌の練習をしなければならないのに、
どっぷりとサカナクションにハマってしまっています。。。
今はそれを楽しもうかな。
これはこれで私にとって非日常の世界。
久しぶりに純粋に邦楽を楽しんでいるな。
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