唯一無二の 苺たち。
今年もやっと苺が収穫を迎えました。
雨続きだった日々から一気に晴れ間が差し込み、いつの間にやら畑には赤い実が散りばめられている。
葉の間からピカピカと赤く光りとても可愛らしい光景です。
しかし今年は天候もあり改めて苺栽培の難しさを痛感致しました。
いちごは病気や虫の発生が多く、無農薬栽培ではとても難しいと言われています。
(農薬と肥料を使った苺栽培でも難しいと言われていて、昔お世話になった農家さんは新規就労者の若者に苺農家だけにはならない方が良いと話していた位です)
なので出回っている国産の有機栽培の苺でも本当に貴重なんです。
しかし、それらはビニールハウス内で、マルチをはった畝と温度管理された空間が用意されその中で育っています。
その点、私の畑の苺はそのまま他の野菜たちと一緒にマルチも使わずに地べたに野ざらしでそのままで育ちます。
そして虫たちもウロウロしています。
私と同じ様に虫たちも苺が赤くなるのを待っているのです。
早速収穫しようと苺を手に取るも、先客がもう苺にかぶりついている、、、
ピカピカに赤く光る美味しそうな苺に、小さく虫食いの跡がある。
そんな光景を何度も見ながら、"提供できる苺はあるのか?"と少し焦ったり。。。
そうなんです。
天候が良くなり苺がやっと赤くなっても、
今度は虫たちとの競争が待っています。
1日に何度も畑に行っては、時間を追うごとに赤くなる苺を良いタイミングで虫よりも先に収穫する。
今年はそんな技を身につけました笑
それでも多くの苺は虫たちが食べてしまう。
今年は特にとても希少価値のある苺になっていますね。
そしてそんな苺を見ながら、いつも
"なぜ精霊は私の苺栽培に力を貸してくれるのか?"という不思議な疑問がわいてきます。
こんなに大変で地味過ぎる作業。
マニアック過ぎてこの味を分かってくれる人がいるのか?と不安にもなってしまう。
だけれども、愛おしさを感じる強さがここにはあり、それが実を付けてくれている。
エネルギー農法で、マルチを使わず露地栽培で無農薬無肥料栽培のスーパーナチュラルなイチゴを栽培し販売しているのは、世界中探してもここにしか無いのだろう。
精霊からは"このエネルギーたっぷりの苺を世に出してほしい"と伝えてきているような気がします。
私が作りたいというよりも、
精霊の指示で背中を押され世に出している感覚です。
甘さや形、大きさや収穫量を度外視した、
普通の苺とは全く異なる、
本来の力だけで育った唯一無二の苺。
そんなマニアック過ぎる苺だけれども、
ひたむきな自然本来の営みがここに集まっているようで、
私は魅力され、ただ信頼して、精霊の力を借りながら栽培に力を注いでいきたいと思っています。
苺本来のナチュラルな味を楽しめる
唯一無二の苺。
これからもたくさん方に食べていただきたいです。
ご興味のある方は、
ぜひ来年を楽しみしていてください。
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